グッと身近に来る日本史

読書でタイムトラベラー/時空を超えた世界へと旅立つための書評ブログ

タウンゼント・ハリス

実は最初から開国派が多数だった日本-『ハリス日本滞在記』の世界③

日米修好通商条約交渉を通じてタウンゼント・ハリスが幕府から内々に知らされた階層別の開国に対する賛否の状況とは?。これを突き詰めて考えていくと、従来の日本史的常識を覆すことにもなりかねません。

異常な関心の中、江戸で日米修好通商条約交渉始まる-『ハリス日本滞在記』の世界②

安政4年(1857年)秋、開国(日米修好通商条約)を迫る米国の使節一行が江戸に入ってくるというビッグニュースが日本列島を駆け巡ります。100万人レベルの見物人が出ると幕府は予想、厳重な警戒で一行を迎えました。

「質素と正直の黄金時代」から日米修好通商条約へ-『ハリス日本滞在記』の世界①

開国前夜の日本を「質素と正直の黄金時代」とみていたタウンゼント・ハリスは、その行く末を案じつつも、米全権として日米修好通商条約交渉にのぞみました。彼の日記を読めば、誰が賛成して、誰が反対していたか、つまり事の本質が見えてきます。

消えた「士農工商」 『こんなに変わった歴史教科書』の世界②

私がファミリーヒストリーを調べていて、とくに教科書と現実とのギャップを感じたのが、江戸時代の「士農工商」についてでした。 「士農工商」とは昭和の歴史教科書では非常にポピュラーな用語で、武士階級をトップとして農、工、商の順に上下関係を表す、江…